【共通科目】現代社会と福祉
1 社会保障制度が「すべての国民が文化的社会の成員たるに値する生活を営むことができるようにすること」と定義されたのは1970年代後半「新経済社会7か年計画」→1950(S25)年「社会保障制度に関する勧告」
2 社会保障を所得階層の観点から「貧困階層に対する施策」「低所得階層に対する施策」「一般所得階層に対する施策」に区分したのは,1970年代後半「新経済社会7か年計画」→1962(S37)年の社会保障制度審議会の答申・勧告
3 社会福祉施設の受容の増加を踏まえて,5か年程度の期間の社会福祉施設緊急整備計画ができたのは1970年代後半「新経済社会7か年計画」→1970(S45)年の「社会福祉施設緊急整備5か年計画」
4 個人の自助努力と家族や近隣,地域社会を基盤とした日本型の福祉社会の実現が目指された
5 要介護高齢者の増加により,訪問介護等の介護サービスの具体的数値目標が佐々目られたのは1970年代後半「新経済社会7か年計画」→1989(H1)年の「ゴールドプラン」
https://kakomonn.com/shakaifukushi/questions/63503
1 ノーマライゼーションが言われてから,社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)が言われるようになった
2 バンク=ミケルセン(デンマーク)の尽力により1959年法に規定 p.70
3 ニュルンベルク綱領は,人を対象とした医学的研究のガイドライン
4 国際児童年は1979年。児童の権利に関する宣言から20周年を記念して採択
5 日本で身体障碍者福祉法が制定されたのは1949年で,1959年より前なので×
主な法律まとめ(p.111より)
1949年 身体障碍者福祉法
1950年 精神衛生法
1960年 精神薄弱者福祉法(現・知的障碍者福祉法)p.57
1970年 障害者基本法
1995年 精神保健福祉法
2006年 障害者権利条約
2011年 障害者虐待防止法
2013年 障害者差別解消法・障害者総合支援法(旧・障害自立支援法)
2016年 発達障碍者支援法
https://kakomonn.com/shakaifukushi/questions/63504
2 エスピン・アンデルセンは自由主義,保守主義,社会民主主義の類型からなる体制を提示した福祉レジーム論
ウィレンスキー「収斂理論」:福祉国家化を防ぐ要因に経済成長,高齢化,官僚制を上げた
エスピン・アンデルセン「福祉レジーム論」:自由主義,保守主義,社会民主主義の類型からなる体制
ローズ「福祉ミックス論」:福祉は,家庭,市場,国家によって成り立つ
ティトマス「社会分業論」:福祉の給付を社会福祉,企業福祉,財政福祉に区分した
マーシャル「市民権理論」:市民権が,公民権→参政権→社会権というように変化した
https://kakomonn.com/shakaifukushi/questions/63505
1 〈1917〉済生顧問制度→〈1918〉方面委員制度 p.49
方面委員制度:産業都市として発展する大阪で,貧しい暮らしをする人を篤志家である方面委員が救済する活動 p.49
2 厚生省は〈1938〉で,米騒動〈1918〉以前
3 救護法〈1929〉には,制限扶助主義が残っていた
4 厚生事業として実施されていたものが,国家総動員体制下では社会事業になった
5 社会事業法〈1938〉により,国が補助できるようになった p.53
https://kakomonn.com/shakaifukushi/questions/63506
ラウントリー(英) 貧困調査を行って雇用が問題だと指摘 p.35
べヴァリッジ(英) 疾病,無知,窮乏,不潔,無為の五大悪を「ベヴァリッジ報告」で提唱 p.34
エイベル―スミスとタウンゼント(英) 貧困の再発見
タウンゼント(英) 一般にはできることが貧困のためにできなくなっているという相対的剝奪を指摘
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https://kakomonn.com/shakaifukushi/questions/63507
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